救急車を呼ぶべき場合とは
救急車とは緊急性の差し迫った傷病者を病院などの医療機関に搬送する車と定義されています。
ですので簡単に呼ぶべきものではありません。
テレビドラマでは、わがままなお金持ちがタクシー代わりに使用しているということが放送されたこともありますが、実際の生活ではそういったことは許されません。
このようにタクシー代わりに使うのはありえないこととしても自力で病院に行くことが可能な状態であれば自力で行くべきなのです。
タクシーも同じように電話一本で自宅まで来てくれます。
救急車を呼ぶことによっていいことは、救急車に乗っている救急隊員は応急処置ができる技術を持っていることです。
救急車を呼べば、刻一刻を争うような緊急時に応急処置で病院に到着するまで時間を稼げたりします。
いくら税金を支払っているとしても必要でない場合は、救急車を呼ばないようにしないといけません。
救急車を呼ぶことにより掛かる費用はタクシー代よりはるかに高い金額となります。
このように考えてみるとあまり緊急性が高いとは思えない便秘で救急車を呼ぶというのは考えにくいと思います。
便秘で救急車を呼んでもいいか?
では、便秘で救急車を呼んでもいいかについて考えてみます。
便秘で救急車を呼んで病院で「便秘で救急車を呼ばないで」と言われたという話が実際にあったともいわれているぐらいです。
これは、病院が緊急性があるものではないと思っている証拠です。
便秘というものは、「うんちが何日もでない」もので確かに苦しいのは苦しいけれど突然我慢できないほど苦しくなるものではありません。
そうであれば、救急車を呼ぶのではなくて昼間の通常の診察を行っている時に病院に行けばいいのです。
病院に行けば、浣腸や摘便をして取りあえず便は出すようにしてくれます。
便秘で救急車を呼ぶ可能性があるとしたら以下のケースがありえます。
- かなり前から便秘であったけど何とか我慢ができていた。しかし、急に腹痛が起こって我慢できない。
- 同様に急にお腹が張って我慢できない。
ポイントは急に発生して我慢ができないということです。
お腹痛も排便をすれば治るかもしれませんが、腸閉鎖が起こっていると手術をしないといけない可能性もあるので緊急性があります。
もし、腸閉鎖であれば死に至る可能性もあります。
まとめると、普通の便秘では救急車を呼んだりすることはありえないが、「我慢できない腹痛」など緊急性がある場合は救急車を呼ぶのもやむを得ないということになります。
ただし、あり得るのが便秘で我慢できない腹痛になり救急車を呼んだものの救急車が到着した時点で腹痛が収まっているということです。
大事を取って病院に行きましょうという話になりそうですが、バツが悪い話です。
?ではないので仕方がないと言えば仕方がないのですが。
問題は、救急車を呼ばないといけなくほど悪化するまで放置せず対応すべきということです。
でも頑固な便秘は簡単には治りません。
頑固な便秘におすすめのものがあります。
それは、こちらです。
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